こんばんは!猫リーマンです!
前回、イエネコの品種と特徴ということで、ネコを大きく、自然発生型、突然変異型、人為的発生型、日本猫型の四つに分類しましたが、それぞれに分類されるそれぞれのネコちゃんにフォーカスして説明していきたいと思います!!
実際猫検定の公式テキストは既に見やすくまとめられているのですが、初級・中級・上級テキストで情報が分かれていたりするので、自分が後から見て要点を勉強しやすいように自分なりに情報を整理してみます!
自分なりに調べた情報等も付記しているので、間違っていたら優しく教えてください(/・ω・)/
以下、説明を見ているうちに迷子にならないように全体図を先に貼っておきます!!
自然発生型に属するネコたち
自然発生型は約20種類います!約と書いているのは世界に猫の品種を登録管理する団体はいくつかあり、それぞれ登録されている数字が異なるからです!(/・ω・)/
※登録基準緩い組織もあるらしい
ここでは猫検定のテキストに載っている自然発生型のネコ10種類について解説していきます!
サイベリアン
サイベリアンフォレストキャットという異名を持つが登録団体の正式名称はサイベリアンのみ
一猫種として公認されたのは21世紀に入ってから
原産国
ロシア東部
特徴
丸みを帯びた輪郭に、同じく丸みを帯びた耳と、やや上がった目尻を備えた大きな目、額から鼻に掛けての僅かに傾斜し湾曲した鼻筋を持つ。その背は高くアーチ型で、腹部は堅く重量感を備え、筋肉質にして、その体型は全体的に樽の形を想起させる。寒い地域に適応しており、ノルウェージャンフォレストキャットと似た特徴を持つ
性格
温和で親しみやすく、頭が良く、従順さと賢さに加え忍耐強さをも備え持つと言われている
エジプシャンマウ
「マウ」はエジプトの言葉でネコを意味するので「エジプトのネコ」というストレートな品種名
原産国
エジプト
※正式な品種として確立されたのはアメリカであるため原産国アメリカと表記する場合もあり
特徴
被毛は光沢のあるなめらかな短毛で、パターンはスポッテッドタビーのみ。毛色はシルバー、スモーク、ブロンズの3種類がある。
目の色はグリーンのみである。野性的な斑点と、古代エジプトの壁画を思わせるアイライン、額のスカラベ・マーク(エジプトに生息する甲虫の一種に形が似ているためにそのように呼ばれる)模様が特徴。
体型は細身で筋肉質であり50 km/hほどで走行、くさび形の顔、アーモンド型のやや釣りあがった目、大きな耳を持つ。
性格
外見と裏腹にとてもおとなしい性格で、子供や気候の変わり目などに神経質になる場合もあるそう
ブリティッシュショートヘア
原産国
イギリス:グレートブリテン島
特徴
短毛種であり、骨太の脚、厚く幅の広い胸部、引き締まった胴体、重量感のある丸い顔、そして、殊に密生した短い被毛が特徴
性格
従順でおとなしく、忍耐図良いとされている
ターキッシュバン
原産国
トルコ
特徴
長めの屈強な体に、胴体と同程度の長さの太くふさふさとした尾を持ち、頭部の高位置に付いた間隔の狭い耳、そして卵形の大きな目を有する
一番特質すべきは、水に興味を示すところ。泳ぐこともできる
※別名「ターキッシュスイミングキャット」と呼ばれるほど
性格
非常に頭がよく、自由奔放
拘束を嫌い、狭い部屋等にいると不安定になったり、ストレスを感じることがある
シンガプーラ
原産国
シンガポール
特徴
筋肉質で小さなボディ。大きな立った耳と、同じく大きな目(猫検定テキスト説明)
短毛種で、毛色はセピアアグーティのみ
性格
愛情深く、声が小さいことからおとなしい印象を持たれることが多い。
その一方で好奇心旺盛で動き回ることも多いため、「小さな暴れん坊」という異名を持つ
アメリカンショートヘア
原産国
アメリカ
特徴
頭は少し大きいが、体格や特徴は標準的
しつけのしやすさから1990年代後半に日本でも流行※猫リーマンも初めて猫と暮らしたのは、母親と姉がペットショップで購入したアメショーのプリンちゃんでした(*´ω`*)
毛の色はクラシックタビーをはじめ120種類以上の多様なコートカラーが認められている。
性格
おおらかで物怖じしない。そのため、他の動物や子供とも仲良く暮らすことが可能。害獣駆除を目的に飼育されてきた歴史から運動能力が高い
シャルトリュー
猫検定で、この写真のネコは?って問題が出て、選択しにブリティッシュショートヘアが入っていたらかなり悩むと思う( ゚Д゚)
原産国
フランス
特徴
屈強な骨格に広い肩幅と厚い胸板、短めの脚、大きな頭を支えるための短く屈強で安定感のある首。大きく見開いた丸い目を持ち、その色は黄色から銅色。重量感のある胴体にほっそりとした四肢をもつ
人為的発生に類される場合もあるが、起源についても諸説あり謎の多い猫
性格
おおらかな性格で飼い主に忠実
ノルウェージャンフォレストキャット
原産国
ノルウェー
特徴
ノルウェージャンフォレストキャットの毛皮は、寒さから保護するために厚手でふわふわとした二層状になっており、毛皮は、その外層が粗く内層の密度が高いために基本的に水を通さない仕組み
大型種であり、8~10キロほどの大きさになることも、体格もがっしりしており、厳しい環境で生息していたネコならではの特徴を備えている
性格
屋外を好みかなり運動量が多く、非常に忍耐強い
知的で強くおちゃめな側面もあり、人や他の飼い猫と遊ぶことも好む
高いところが好きで木登りも得意
ロシアンブルー
原産国
ロシア
特徴
ロシアンブルーはロシア北部に自然発生したブルーの被毛のネコが祖先だと言われている。
原産地に関しては名前の通りロシアとされるが、第二次世界大戦時に数が激減したのをイギリスやアメリカのブリーダーが回復を図り数を戻した(ブリティッシュブルーとシャムネコを勾配し、回復を図った)経緯からイギリス原産とする場合もある。
アイカラーはグリーン、目の形はラウンド型、体形はフォーリン・タイプ
性格
一般的に気ままで忠誠心が薄いと認識されがちな猫の中でも、ロシアンブルーは主人に忠実な性格を持つ。運動量は多く遊び好きであるが、鳴き声を上げることが少なく、おとなしい性格であるため飼育をしやすい猫ともいわれている。
チンチラペルシャ
原産国
イギリス
特徴
純血種の中では最古の品種の一つと言われており、起源はかなりく、ペルシャ商人たちが扱ったとされる逸話も残っているほど。
長毛種で毛色は様々であるが、毛先のみ色がつくタイプのチンチラはゴージャスな見た目と軽くやわらかな印象から特に人気が高い。
ペルシャ猫の特徴と言われる目の色が緑や青系統で、アイラインがかなり強く表れるのも特徴
性格
非常に温和でおとなしい性格。
※性格的には全く手がかからないが、長毛であり、自身で毛繕いを完全に行うことが難しいため、毎日毛の手入れをしてあげる必要がある。
突然変異型に属するネコたち
突然変異型のネコは約10種類いると言われています!ここでは猫検定のテキストで紹介されていた5種類について解説します!
スフィンクス
原産国
カナダ
特徴
被毛に覆われていないため、暑さにも寒さにも弱く、室内で飼う必要があるという、イエネコの最終進化系のような存在。被毛がないので皮脂を吸収することができず、皮膚が脂っぽくなりやすい為、飼い主は毎日皮脂をふき取ってやる必要がある。体温が他の猫より4℃高い。
性格
人なつっこく社交的
ソマリ
原産国
イギリス
特徴
アビシニアンを起源とすると言われている長毛種
被毛はダブルコートで、1本の体毛が濃淡の縞模様になっている。これをティッキングといい、光の加減で色味が変わって見える。
毛色はレッド、ルディ、ブルー、フォーン
目は大きく、アーモンド形で、色はゴールド、グリーン
性格
長毛種にしては犬のように人懐っこく活発な性格。
環境の変化に敏感で人見知りしやすい傾向もあり、騒音なども苦手とする神経質な面も見受けられる
スコティッシュフォールド
原産国
イギリス、スコットランド
特徴
1961年にスコットランドの農家に生まれた耳がいつまでたっても起き上がらない白猫のスージーが起源と言われている。スージーから生まれた子供にも耳が立たないネコが数匹発見され、その耳の形状が遺伝形質判断されたため、突然変異種に分類される。
最終的にアメリカでブリティッシュショートヘアとアメリカンショートヘアとを用いた品種改良が続けられ、折れ耳猫は1994年に、「スコティッシュフォールド」の名で一猫種として公認された
性格
最大の特徴は、前方に折れ曲がりながら垂れた耳
短めの首、丸い顔、丸みを帯びた小柄な身体
短毛種と長毛種が存在[1]、長毛種には「ハイランドフォールド」あるいは「ロングヘアフォールド」の異称がある
かなりの丸みを帯びた輪郭で、ふっくらとした頬を持つ。雄の個体の頬は特に肉付きが良いことから、垂れているようにすら見える。鼻は幅広く、横から見ると緩やかな曲線を描いているのがわかる。見開いたような大きな眼を持ち、その色は毛色に準ずる。あらゆる目色が存在し、最もありふれたものは銅色である
メインクーン※諸説あり
原産国
ヨーロッパから北米に伝来
特徴
大きな骨格と三角形の体型、長い毛並みで知られ、色は多彩
性格
知能が高く、優しい性格と言われている
耳は大きく、根元が幅広、頭の高い位置にあり、中にタフト(Tuft=房毛)が豊富に付き、先端にリンクスティップス(Lynx Tips=リンクスの耳先の飾り毛)がある
筋肉質で胸幅が広く、どの部分をとっても華奢な部分が無く、がっしりとしている
人為的発生型に属するネコたち
人為的発生型のネコは約20種類いると言われています!ここでは猫検定のテキストで紹介されていた6種類について解説します!
ベンガル
原産国
アメリカ合衆国
特徴
短毛種。頭は比較的小さく、丸みのあるくさび型をしている。鼻は幅広。目は少しつり目気味で、丸い形をしている。耳は付け根部分が幅広で、先端は丸みを帯びている。脚の長さは普通で、力強く筋肉質。尾は細長い。被毛は密集していて、柔らかめである。全体的に細長い体型をしている
毛の色は品種のスタンダードとしては、ブラウン・タビー、スノー・タビー、シルバー&スモーク・タビーの三種類がある
性格
野生種の血が濃いこともあり、好奇心旺盛で、運動能力も高く、よく遊ぶ
先祖であるベンガルヤマネコと同じく、水を嫌がらない個体が多いとされる
穏やかで愛情深い性格で、人間にもよく甘える
ラガマフィン
原産国
アメリカ合衆国
特徴
ラグドールとほぼ同じ。違いは被毛の色やパターン、目の色などにとどまることからTICA(国際猫協会)には認定されていない。
※上記の様な微妙な違いでブリーダーたちが登録に動いた理由は、ラグドールを作出したブリーダーが独自の組織を運営し、そのブリーディングについて様々な規制を設けたため、それらの規制に反発した他のブリーダーたちが組織から独立しブリーディングする為。
四角くて胸が広く、肩が短い首を支えている。頭部は幅が広く、額はほどよく丸みを帯び、マズルは低めで幅が広く、鼻は特に低い。またウィスカーパッド(ヒゲ袋)は膨らんでいる。
毛の特徴としては、柔らかくて密度が高く、絹のような質感の毛を持ち、長毛種の中ではブラッシングなどの手入れが容易な種。被毛の色やパターンは様々である。パターンはソリッドやタビーなど、色は白、黒、青、赤、クリーム、チョコレート、ライラック、シナモン、茶系などがみられる。
目の特徴は、目の色もゴールドやグリーンなど、多くの色がみられる
性格
性格は穏やかで人にも懐きやすく、人間の子どもや同居ネコ、あるいは他のペットにも寛容とされている
エキゾチック
wikiで見つけられなかったです(/ω\)猫検定のテキスト参考に記載
比較的新しい品種
原産国
アメリカ合衆国
特徴
ペルシャ猫とブリティッシュショートヘア、アメリカンショートヘア等短毛種を掛け合わせているうちに顔のパーツが平べったく中央に寄っていき、今の愛嬌のある顔になっている
手足も短く全体的に幼く見える
長毛種が生まれることもある
性格
おとなしく物静か
ラグドール
原産国
アメリカ合衆国
特徴
詳細な出自は不明だが、一説には白いペルシャとシールポイントのバーマンの仔がバーミーズと掛け合わされて生まれたと考えられている。
瞳はサファイアブルーのみ
しっかりとした骨格をしており、見た目は可愛いが大柄
毛色はシール(こげ茶)・ブルー(灰色)が多いがチョコレート(薄いこげ茶)、ライラック(薄い灰色)、レッド(茶)、クリーム(クリーム色)、フォーン(子鹿色)、シナモンなどがある。また、ミテッドとバイカラー(はちわれ)の模様に縦縞が混じるリンクスも存在する
性格
非常におおらかで、抱きかかえられることも好む事から「ぬいぐるみ人形 (rag doll)」が連想され、ラグドール (Ragdoll)という品種名を与えられるに至った。人間の子供などに対して寛容に接する懐の深さをもち、鳴き声も静か
トンキニーズ
原産国
カナダ、アメリカ合衆国
特徴
頭はやや丸めのくさび型。目は大きなアーモンド型で、目色はブルー、アクア、グリーンなど毛色によってさまざま。体格は筋肉質で、がっしりしている。
短毛種で被毛は体に密着し流れるように生えている。
性格
非常に活発で物怖じしない好奇心を持ち、犬や人間の子供、新しい環境などに対しても適応できる社交的な性格。運動量は多く、さまざまな遊びに関心を示し、飽きさせない反面、落ち着きが無いように感じられる場合もある
オシキャット
原産国
アメリカ合衆国
特徴
ヒョウ柄(スポット)が特徴的。
頭は丸味のあるくさび型で、顔はクーガー(アメリカライオン)フェイスである。
両耳では直角(90度)に開いている。 体格は筋肉質で引き締まっており、見た目より重く感じる場合がある。
性格
とても社交的な品種で、犬の魂が猫の身体に入っているともいわれるくらい投げたものを取ってくることや指示を理解することができる賢い猫
おもちゃで遊び、敏捷で、一部では水に入ることを怖がらないものもいる
ヒマラヤン
原産国
アメリカ合衆国、イギリス
特徴
色模様が、ヒマラヤウサギに似ているので、ヒマラヤンと名付けられたとされる。長毛種で目の色はブルーの一色。ブルー・ライラック・シール・チョコレート・フレーム・クリームなどの毛色が存在する
性格
ペルシャの温和な性格を強く引き継ぎ、もの静かで、わがままや神経質なそぶりを見せることもあまりない。高いところに登ったり、大きな声で鳴くようなこともほとんどない
日本ネコ型に属するネコたち
三毛猫
原産国
日本
特徴
顔は鼻筋が通り、耳の毛は短い。全身の毛はそれほど長くない。尾は細長いものと極端に短いものがあるが、細長くても先だけが折れ曲がっているものもある。尾の短いものは尾骨が複雑に折れ曲がっていることが多いが、毛に覆われているために外見上は単純な切り株状に見える。短尾のネコは、世界的には比較的珍しく、アメリカではジャパニーズ・ボブテイルと呼ばれている
白・黒の一色、濃淡帯状の縞模様、白地に黒ぶちや茶ぶち、そして三毛猫(多くが、雌)と呼ばれる白・茶・黒の三色に色分けされているものなどがいる。縞模様のネコはトラネコと呼ばれ、茶縞のものをチャトラ、こげ茶縞のものをキジトラ、灰色縞のものをサバトラと特に分けて呼ぶ場合もある
性格
日本ネコは範囲が広いので割愛
まとめ
今回はそれぞれの猫種に焦点をあてて解説しました!
様々な特徴や性格があって、調べているだけでも楽しかったです!(*´ω`*)
ただ、一つ言えることは写真を見て、なんという猫種でしょうという問題は出せそうな気がしますが、原産国や起源といった諸説あったり、認定機関の解釈によって回答がぶれる問題は猫検定でも出せないと思うので、写真を見て種類を言えるくらいで対策としては問題ない気がしました!!
お知らせですが、猫検定の申し込みが始まっています!
猫ちゃんたちとの楽しい生活を作るためであったり、いざという時の対応、ネコに関する雑学と幅広く学べます!検定自体にあまり価値を感じない人でも、大好きな猫ちゃんとの生活をより良くするために
勉強して、その証として活用するだけでも十分に意味があると思ってます!!
下の方に公式参考書のリンクも貼っているので是非チェックしてみてください!!
最後まで読んでくれてありがとう!!
また次回の記事で!
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