こんばんは!猫リーマンです!
今回は、猫の毛並みや、体の模様に関係する遺伝情報に関して概要を説明し、
同居お猫様(レムとラム)の毛並みを基にどのような遺伝情報を引き継いでいるかを推測してみようと思います!(/・ω・)/
最後まで見れば皆さんが同居しているお猫様やその両親がどのような毛並みのネコだったのかわかるかも??
実はわたくし、今年の猫検定上級に56点で不合格になってしまい、、、、
来年猫検定に向け、自分の頭の整理も兼ねて、学んだ情報を整理しながら書いてみようという裏テーマもあります笑(; ・`д・´)ライネンコソハ!
お猫様の毛並みはどうきまる!?
猫の毛色や模様には10種類以上の遺伝子が関係していると言われています。
各遺伝子は毛色や模様に対してどのような影響を与えるかで分類されており、それぞれ対立関係にある優性遺伝子と劣性遺伝子の組み合わせがあります。
その組み合わせを、アルファベットの大文字で優性、小文字で劣性を表現します。
例えばある遺伝子をA/aとすると、AA,Aa,aa三種類の組み合わせになります。(優性・劣性は遺伝子そのものの優劣を言っているのではなく、あくまでも特徴に関わる遺伝情報を優性、劣性と定義しているにすぎません)
遺伝子は父親と母親から一つずつ受け継いで、生まれてくる子供の毛色や模様が決定されていきます。
こちらは血液型で考えるとわかりやすく、母親がAA、父親がBBだとすると子供は必ずABになるのと同じです。
代表的な遺伝子情報と概要
ここでは主な猫の毛色や模様の遺伝子に関して整理してみたいと思います!
W遺伝子

W遺伝子は全身の毛並みを白にするか否かを決定づける遺伝子で、優性遺伝子Wを一つでも持っていると他の遺伝子をすべて打ち消し、全身が白い猫になります。
例えば、WWの遺伝子を持つ白猫はどの様な猫との間に子供を産んでも必ず白猫になります!
(両親から一つずつ遺伝子情報をもらうので、片親がWWなら、必ずWWかWwにしかならないからです(/・ω・)/)
劣勢のww遺伝子の場合、この後出てくる遺伝情報によって様々な毛色や模様が現れます。
O遺伝子
O遺伝子はW遺伝子の次に優先順位の高い遺伝子で、オレンジ色の毛の有無を決定づける遺伝子です。優性のO遺伝子が一つでもあればどこかしらにオレンジ色の毛が現れます。O遺伝子はこの後説明するAやa、B遺伝子の効果を無効化してしまいます。三毛猫にメスしかいない理由もO遺伝子が大きく関係しています。
三毛猫がメスしかいない理由

三毛猫がほとんど雌猫である理由は、主にX染色体に関係する遺伝的な仕組みによります。この仕組みを理解するために、染色体と遺伝子の関係を説明しましょう。
1. 猫の染色体と性別
- 猫には38本の染色体があり、これらは19対の染色体で構成されています。
- そのうち1組が性染色体で、性別を決定します。
- 雌猫はXX型の性染色体を持ちます。
- 雄猫はXY型の性染色体を持ちます。
2. 三毛猫の毛色遺伝
三毛猫の特徴的な**三色(オレンジ、黒、白)**の毛色は、O遺伝子(オレンジ色を決定する遺伝子)とo遺伝子(黒色を決定する遺伝子)の作用によるものです。この遺伝子はX染色体に存在します。
- O遺伝子(オレンジ色の毛を決定する)は、X染色体に存在する遺伝子です。もしO遺伝子があれば、猫の毛色はオレンジになります。
- o遺伝子(黒色の毛を決定する遺伝子)は、O遺伝子の対立遺伝子で、黒色の毛を作り出します。
3. 三毛猫の遺伝学的な仕組み
- 雌猫(XX)の場合、毛色の遺伝子は2つのX染色体にそれぞれ存在します。1つはO遺伝子(オレンジ)、もう1つはo遺伝子(黒)というように、異なる色の遺伝子を1本ずつ持つことができます。これにより、オレンジと黒の毛色が混ざった三毛猫が生まれます。
- つまり、雌猫には2つのX染色体があり、それぞれに異なる毛色を決定する遺伝子が含まれているため、三毛猫が可能になります。
- 雄猫(XY)の場合、X染色体にはO遺伝子またはo遺伝子のいずれかしか持てません。雄猫はY染色体を持っているため、Y染色体には毛色に関する遺伝子は含まれません。
- 雄猫が三毛猫になることはほとんどないのは、X染色体が1本しかないためです。もし三毛猫のような毛色を持つ雄猫が現れる場合、それは非常に珍しいケースで、遺伝子異常(例えば、XXYという性染色体異常)によるものです。
4. まとめ
- 三毛猫は、2つの異なる毛色遺伝子(O遺伝子とo遺伝子)が同時に存在することによって、オレンジ色と黒色が混ざった毛色を持つことができます。
- 雌猫は2つのX染色体を持つため、それぞれのX染色体に異なる毛色遺伝子が存在し、三毛猫が生まれやすいです。
- 雄猫はX染色体が1本しかないため、通常、三毛猫にはなりません(X染色体が1本しかなく、2つの毛色遺伝子を持てないため)。
したがって、三毛猫が雌ばかりであるのは、毛色遺伝子がX染色体上にあり、雌猫は2つのX染色体を持つため、三毛の特徴的な毛色を持ちやすいからです。
A遺伝子

A遺伝子は黒系の縞模様が現れるかどうかを決定づける遺伝子です。AaやAAだとキジトラ模様の毛柄になります。逆にaaは模様が現れません。W,Oの遺伝子を持っている場合打ち消されて無効化されます。
B遺伝子


毛色を黒くすることに関わる遺伝子でBだけは特別で三種類あります。
第一優性B、第二優性b、そして劣性b-です。Bを一つでも持てば黒猫、Bを持たずbを持てばこげ茶、そしてBもbも持たず、b-b-という劣性遺伝子だけの組み合わせ場合シナモン色になります。
C遺伝子

猫の体の一部の毛色の濃淡を決定づける遺伝子です。ただし優劣の考え方や性質の発現場所が特徴的なので、猫検定を受ける人は要注意です。
C遺伝子の場合は優性遺伝子の方が毛色を濃くしない性質があります。また劣性遺伝子のcのみを持つ場合はネコの体温が低い場所で毛を濃くする性質があるためシャムネコの様に、体の末端(耳、鼻先、手足)が色が濃くなります。
次のページではD,T,L,S遺伝子を説明して同居猫レムとラムの遺伝情報を推察してみようと思います!!(/・ω・)/
↓猫検定のリンク(興味ある方は是非!!)
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